EMSは日本語で言うと、神経筋電気刺激療法という意味です。
体に電気の刺激を与えることで、筋収縮を起こし、体の活性化につなげる治療法です。
筋収縮が起こると怪我の予防や痙縮抑制につながります。

体が思うように動かせなかったり、あるいは脳血管疾患などで運動が困難な方のリハビリとしても用いられています。

電気といっても非常に微弱なものですので危険性はありません。
よく市販の電気を使った低周波治療がありますが、そういったものと同類とお考えいただければ良いかと思います。

体に電気を与えることで痛みが走っている神経線維に鎮痛作用、陣痛作用を与えることがわかっています。

本来人間の体は健康な場合に帯電されていますが、脊髄や神経に問題があるとその帯電が減少するといわれています。

そういったときにEMS治療を行うと正電位の補充につながります。
創傷治療の促進作用がありますので、定期的なEMS治療を行うのは根本改善につながります。

ちなみに神経のみに刺激を与えて骨格筋の収縮に影響を与えないNMES治療という治療方法もあります。
どちらが良いかは実際にクリニックや整体院に行って、診断を受けてから適切な処置をしてもらうのがお勧めです。

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